大阪・関西万博テーマウィークにおいて、シンポジウム「こどもの未来を育むために: 母子手帳と母子保健分野におけるデジタルソリューション」を開催
意外に身近な日本とアフリカ/TICAD9の開催
8月にアフリカの開発をテーマとする国際会議「TICAD9」が6年ぶりに日本で開催されます。一見縁遠いように思える日本とアフリカですが、食材などの輸入を通じて多くの接点があり、共通点もあります。カメルーン生まれ日本育ちの漫画家・星野ルネさんとJICAアフリカ部の2人がTICAD9を前にアフリカと日本について語り合いました。
JICAが生んだ人材循環 モンゴルへの高等教育協力
経済発展が著しいモンゴルでは今、日本の高等専門学校(高専)をモデルにした「モンゴル高専」が注目を集めています。JICAでは2014年以降、教員の派遣や教材開発、留学やインターンシップの受け入れなどの協力を続けてきました。こうした取り組みにより、日本企業に就職する人材も現れ始めています。将来的には日本で腕を磨いた若者がモンゴルに帰国し、祖国の経済発展に貢献する好循環が期待されています。
天皇皇后両陛下が帰国した海外協力隊、シニア海外協力隊及び日系社会シニア海外協力隊と御懇談
【JICA×JAXA連携10年】国際開発と宇宙開発の架け橋になりたい:諏訪理JAXA宇宙飛行士に聞きました
地球の未来のために、私たちができることは―JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2024表彰式開催
JICAが主催・共催・後援する
イベントの情報をお知らせします。
2025
JICA海外協力隊発足60周年
2025
大阪・関西万博におけるJICA関連の取組み
2025
共創×革新プログラムQUESTイベントのご案内
2025
【公募開始】「Pacific-DIVE」プログラム公募のお知らせ
2025
TICAD9パートナー事業 :サヘル地域協力セミナー
2025
【観覧者募集】大阪・関西万博テーマウィーク:難民課題の解決を目指すビジネスアイディアコンテスト本選開催!
2025
【午前の部:小学校1年生から4年生対象】<こども霞が関見学デー>JICA地球ひろばでSDGsを学ぼう!
2025
【午後の部:小学校5年生から中学校3年生対象】<こども霞が関見学デー>JICA地球ひろばでSDGsを学ぼう!
大阪・関西万博テーマウィークにおいて、シンポジウム「こどもの未来を育むために: 母子手帳と母子保健分野におけるデジタルソリューション」を開催
国連地雷対策サービス部と連携覚書を締結-アフリカにおける地雷・不発弾対策支援を拡大-
アンゴラ 母子手帳贈呈式
無償資金協力「人材育成奨学計画(JDS)」に関する贈与契約の署名について
【DXの取組み】一般社団法人CDO Club Japanが主催する「CDO Summit Tokyo 2025 Summer」の円卓会議にJICAのCDOが登壇
JICA共創×革新プログラム「QUEST」マッチングイベント(東京・名古屋)を開催しました!
第8回防災グローバルプラットフォーム(8th Global Platform for Disaster Risk Reduction (GPDRR)2025への参加(スイス・ジュネーブ)
【アルメニア×群馬×デジタル】アルメニアTUMOセンターx群馬県による「TUMO Gunma」がオープンしました
JICAスタッフが投稿するブログです。
JICAが世界150以上の開発途上国・地域で実施する事業・プロジェクトの情報をご提供します。
非感染性疾患対策強化プロジェクト
近年、セネガルでも疾病構造の変化が見られ、心血管疾患、糖尿病等の非感染性疾患(NCDs)患者が増加しており、同国の死因の42%を占め、診療関連費用は国民医療費の3割を占めています。NCDsの多くは慢性疾患であり継続的な治療を必要とするため、人々の健康の観点のみならず、医療財政の観点でも喫緊の課題です。 同国では、これまで母子保健や医療保障等の取組を進めていましたが、NCDs対策強化も急務となっています。このプロジェクトでは、医療従事者の能力強化、保健データ収集・分析の強化、患者や住民の意識向上のためのコミュニケーションの強化、ガバナンス強化の取組を行い、NCDsの予防、早期発見・治療、継続的治療が可能な保健医療サービス提供モデルの構築を目指します。JICAがアフリカで初めてNCDs対策に取組むプロジェクトです。 (1) 上位目標: 高血圧と糖尿病のスクリーニング/診断と治療/フォローアップの標準化パッケージが全国で展開される。 (2) プロジェクト目標: 高血圧と糖尿病のスクリーニング/診断と治療/フォローアップの標準化パッケージ及びそのマネジメントシステムが開発される。 (3) 成果 成果1:パイロットサイトにおける患者のスクリーニング、診断、治療、フォローアップの実施に関する医療従事者のパフォーマンスが向上する。 成果2:パイロットサイトにおいて、高血圧と糖尿病の二次予防のモニタリングと評価が改善される。 成果3:患者と医療従事者のコミュニケーションが強化されることにより、高血圧・糖尿病の二次予防の意識が高まる。 成果4:高血圧/糖尿病に関する効果的かつ持続可能な活動のためのガバナンスが強化される。
フリータウン半島に沿った配電網拡張計画
シエラレオネ共和国は内戦の影響により、発電・配電設備を含む国内のインフラが激しく損壊しました。内戦後に復興が進んだものの、発電量の不足や送配電網の未整備等の理由により、加速する電力需要の増加に未だ対応できていないという現状があります。こうした不十分な電力供給は、同国の産業振興や基礎的な社会サービス(教育、医療サービス等)の提供にあたっての重大な障害となっており、国全体の電力アクセス向上のためには、併せて変電所及び送配電網の拡充が必要であるとされています。 本事業は、フリータウン半島の南部において変電所の新設及び送配電網の整備を行うことにより、同地域の電力供給の拡大・安定化を図ります。これをもって同地域の基礎インフラの強化及び経済成長への寄与を目指します。 ① 事業の目的 本事業は、フリータウン半島の南部において変電所の新設及び送配電網の整備を行うことにより、同地域の電力供給の拡大・安定化を図り、もって同地域の基礎インフラの強化及び経済成長に寄与するもの。 ② 事業内容 ア)施設、機材等の内容 【機材】変電所の新設(2 棟)、送電線(約 50km)、配電線(約 50km)、変圧器(33/11kV)、配電用変圧器(11/0.4kV)、低圧資機材 イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容:詳細設計、入札補助、施工監理等。ソフトコンポーネントは行わない。
ドゥリケル病院外傷・救急センター整備計画
ネパールでは、交通量の増加に伴って、2016年と比べ2021年までに全国の交通事故件数が約2倍となり、救急医療のニーズが増大しています。また、経済発展に伴う食生活の変化等により、脳卒中や心臓病等の非感染症疾患の救急患者も増加しています。ドゥリケル病院は、広域医療の拠点であり、ネパールの最大規模の第三次医療施設の1つですが、病床及び医療器材の不足が顕在化しています。同病院の病床数増加と機材整備を含めた対応能力の強化が急務となっています。 本事業では、ドゥリケル病院に、新たに外傷・救急センターの建設及び医療機材の整備を行うことにより、国内で急増する外傷・救急患者に対する医療サービスの強化を図ります。これによって、ネパールの保健医療の質の向上を目指します。 【事業の目的】 本事業は、当国最大規模の第三次医療施設の1つであるドゥリケル病院に、新たに外傷・救急センターの建設及び医療機材の整備を行うことにより、国内で急増する外傷・救急患者に対する医療サービスの強化を図り、もって当国の保健医療の質の向上に寄与するもの。 【事業内容】 1)施設、機材等の内容 【施設】救急処置室、外来診察室、入院病棟、検査部、放射線部、手術室、ICU 等 【機材】CT1台、C アーム2台、X 線撮影装置 1台、無影灯 3台、手術台 3台、麻酔器 3台、ベッド84台、ICUベッド16台、高蒸気滅菌機1台、MRI1台、人工呼吸器5台、超音波診断装置 2台、血液冷蔵庫2台 2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容 詳細設計、入札補助、施工・調達監理
前期中等理数科教員研修強化プロジェクト
インドネシアの前期中等教育では、特に理数科において、基礎教育の質が課題となっていました。日本は、これまで同国の3大学(インドネシア教育大学、マラン国立大学、ジョグジャカルタ国立大学)において、教員養成課程の質の向上について支援してきました。一方、現職教員の再訓練は、同国の教科別教員研修(MGMP)が担っていましたが地方分権化の混乱もあり、効果的に運営されておりませんでした。この協力では同3大学と教育現場の連携によるMGMPの再活性化を図りました。これにより、対象県において理数科教員の質向上に資する授業研究を活かしたMGMP活動のモデルが構築され、生徒の理数科の学力向上に寄与しました。
大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト フェーズ 3
大洋州地域の島しょ国では、国土の狭さ、生活習慣の変化に伴う廃棄物の増加、処理施設と人材の不足等、廃棄物管理を適切に行う上で課題が多く存在しています。 本事業は、大洋州地域において、前フェーズまでに実施された地域協力の取り組み等を踏まえ、各国の廃棄物管理に関する能力強化や地域内協力の体制の構築等を行います。これによって、大洋州地域の自立的な廃棄物管理と「3R+リターン」メカニズムの強化を図り、もって循環型社会の構築を目指します。 【上位目標】 3R+リターンを通じた循環型社会構築に向けた基本的な枠組みと必要な対策が大洋州地域に導入される。 【プロジェクト目標】 固形廃棄物管理及び 3R+リターンに関する自立的なメカニズムが強化される。 【成果】 成果1:固形廃棄物管理に関する組織的、制度的、財務的能力が強化/改善される。 成果2:廃棄物管理に関する公共サービス提供能力が強化される。 成果3: 3R+リターンが促進される。 成果4:域内における知見や経験が共有される。
キゴマ港改修計画
キゴマ港は中央回廊上の重要な国際港であるものの、老朽化が深刻です。旅客埠頭に関しては、桟橋施設のコンクリート杭の劣化により安全面に課題がある上に、水深不足から旅客船は接岸できず、船と岸壁の間にバージと不安定なタラップを通した状態での危険かつ非効率な旅客の乗降や貨物荷役を余儀なくされています。また旅客埠頭へのアクセス道路は未舗装であり、旅客・貨物車両の通行に支障を来たしています。本事業は、キゴマ港の旅客埠頭の改修・浚渫、一般貨物倉庫の建設、アクセス道路の舗装を行うことにより、旅客の乗降や荷役の安全性・効率性の改善を図ります。これをもって中央回廊上の交易、輸送の改善を目指します。 (1)事業目的 本事業は、港湾施設の老朽化が深刻であるキゴマ港において、旅客埠頭の改修・浚渫、一般貨物倉庫の建設、アクセス道路の舗装を行うことにより、旅客の乗降や荷役の安全性・効率性の改善を図り、もって中央回廊上の交易、輸送の改善に寄与するもの。 (2)事業内容 1)施設、機材等の内容【施設】旅客埠頭、旅客埠頭前の浚渫、旅客待合施設、旅客埠頭へのアクセス道路、埠頭前広場の舗装、一般貨物倉庫の建設 2)コンサルティング・サービス:詳細設計、入札補助、施工監理
チェンナイ周辺環状道路建設事業(フェーズ1)
インドでは急速に進む都市化に、交通インフラ整備が追い付いてないことから、特に都市圏での交通渋滞が深刻です。ベンガル湾に面するチェンナイ都市圏でも人口の増加により、交通量が増加、慢性的な交通渋滞があります。同都市圏は、東南アジアに開かれた玄関口としてインド国内外の交通・物流の要所のひとつですが、近年はチェンナイ港の物資運搬に係る処理能力不足が問題となる中、整備・活用が進められている市北部のエンノール港へのアクセス改善が課題となっています。この協力では、エンノール港へのアクセル道路となる周辺環状道路の一区間を建設することにより、急増する道路交通需要への対応を図り、同都市圏の経済発展に寄与します。
国家森林火災情報システム(NFFIS)とEco-DRRによる災害リスク削減のための能力強化プロジェクト
ボスニア・ヘルツェゴビナでは、主な災害として森林火災、洪水、地すべりなどが挙げられていますが、特に2009年から2019年の間は、6年間は非常に乾燥、5年間は異常な洪水が発生するなど、ほぼすべての年が極端な気象となっています。こうした状況下、特に森林火災の発生は森林資源の減少や生物多様性に影響を及ぼすだけでなく、森林の回復が遅れることにより土壌流出など他の自然災害の発生を招く可能性があることから、被害を最小限に抑えるため、衛星画像を活用した国家森林火災情報システムを導入することとしています。 本事業は、ボスニア・ヘルツェゴビナにおいて、森林火災の予防・早期警戒のための国家森林火災情報システム(NFFIS)と「生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)」の実証を行うことにより、森林火災やその他の自然災害の予防と軽減のための公的機関の能力強化を図ります。これをもって、ボスニア・ヘルツェゴビナの統合的な危機管理能力の強化を目指します。 【上位目標】 森林火災やその他の自然災害から身を守るための公的機関の能力開発により、ボスニア・ヘルツェゴビナの統合的な危機管理能力が強化される。 【プロジェクト目標】 森林火災やその他の自然災害の予防と軽減のための公的機関の能力が、NFFISとEco-DRR によって強化される。 【成果】 成果1 NFFIS が開発、試験、運用される。 成果2 自然災害による被害を防止するための Eco-DRR が実証される。
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